大久野島(うさぎ島)行きのフェリーに乗れない!?混雑時は要注意!

レジャー
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こんにちは、なもすけです。

私は動物が好きなのですが、中でもうさぎが最も大好きです。そんなうさぎがたくさん生息している「大久野島」、通称「うさぎの島」をご存じでしょうか?

わたしは九州在住でありながらも2度こちらの大久野島を訪問したことがあります。
しかし2度目の訪問の際にあわや「フェリーでうさぎ島に渡れないかも…!?」という経験をしたのです。

なもすけ
なもすけ

この他にも2度の訪問を経て色々と気付かされたこともありました。

本記事では、大久野島を訪れた実経験を踏まえてこれから訪問する予定の方にお伝えしたいこと、知っておいて欲しいことをまとめます。

この記事は主に

  • 大久野島に行ってみたいと思っている
  • 「うさぎの島」があると聞いて興味がある
  • 実際に大久野島に行く際の注意点があれば知りたい

といった方にオススメの内容です。

基本情報

大久野島は島の周囲は約4km程度の小さな離島で、広島県竹原市の忠海港からフェリーや船で向かうことができます。

竹原市公式の観光サイトでも大久野島を大々的に取り上げており、アクセス方法や船便の時刻表、宿泊施設やカフェが併設されている「休暇村」等、観光に役立つ情報がまとめられています。
訪問を考えている方は1度目を通しておくのがオススメです◎

また忠海港のフェリーターミナルはオシャレかつかわいいフォトジェニックな外観となっており、中では乗船券だけでなく様々なグッズやお土産、またうさぎ用の餌(ペレット)も販売されているんです。

ターミナルの壁には写真映えしそうなスポットがたくさんあります♪
なもすけ
なもすけ

限定(?)のもみじ饅頭が売っていたり、このフェリーターミナルだけでもうさぎ好きにはたまらない空間かもしれません!

またフェリーターミナル付近に無料利用可能な駐車場(約200台)がありますので、自動車で訪問する方は基本的にはこちらを利用することとなります。
お手洗い等もこちらに併設されています(もちろん大久野島内にもあります)。

ここまでざっくりと基本的な情報をお伝えしてきましたが、多くの関連サイト等でも分かり得る内容なのでほどほどにして本題に入ります!

混雑(訪問時期)には要注意!!!!

見出しの通りですが、これから訪問を考えている方は訪問時期にだけはくれぐれも注意してください
大げさではなく、最悪の場合にはフェリーに乗れず島に降り立つことも出来ない可能性があるんです。
…とこのようにお伝えする理由(体験談)をお伝えします。

1度目の訪問(2018年)

私の1度目の訪問は2018年末頃の平日(コロナ禍前)、未知のうさぎ島への期待とワクワク感を抱きつつ、はるばる2~3時間かけて車で大久野島を目指しました。

忠海港に到着し、フェリーターミナル併設の無料駐車場に車を停めました。フェリーターミナルにて乗船券とうさぎ用の餌を購入し、いざうさぎ島へ!

実際に島を訪れると足の踏み場もない程のかわいいうさぎ達に囲まれ、小さな子うさぎも見ることができ、うさぎ好きにはたまらない忘れられないような素敵な1日を過ごすことが出来たのです。

私はこの体験が忘れられず、またうさぎ好きなこどもたちに同じような幸せな体験をしてもらいたいと思い、2024年ゴールデンウイークに2度目の訪問をすることにしました。

2度目の訪問(2024年)

2018年の経験もあったため同じような行程にて訪問したのですが、以前とは全く違う体験をすることに…。

1度目と同様に朝方家を出て、忠海港に到着したのは昼頃でした。フェリーターミナルに向かう道で関係者と思しき1人の男性から声をかけられました。

今日はもうフェリーには乗れないですよ。

なもすけ
なもすけ

えっ!?どういうことですか!?

なので今日の分のフェリーにはもう乗れません。それでもよければ進んでください。

まったく想定していない出来事に家族一同戸惑いつつも駐車場に向かうことにしました。

そこで目にした光景は、、、

赤〇の所が船着き場です。地図アプリでの計測では200~250mほど?の距離の大行列でした…。

私達が想像もしていないようなとんでもない大行列‼お昼前後の到着だったと記憶していますが予想だにしない人数がフェリーの乗船を待っていたのです。

私達も幼いこどもを連れているものの「長時間かけて来たのに島に行かないのもねぇ…」との思いで行列の最後尾へ。待っている間にも諦めて帰る方、新たに行列に加わる方もちらほら。

結局、約2時間待ってようやくフェリーに乗船。島内で約1時間うさぎと触れ合って再度帰りのフェリーの行列に1~2時間並び帰港、家に帰り着いたのは夜遅くでした。。。

なもすけ
なもすけ

長時間のドライブと待ち時間でただただキツイ思いをし、うさぎ達と触れ合えたのは1時間程度・・・こども達にはただただ辛い思いをさせてしまい反省でした。。。

観光客が多い時期は避けるべし‼

この2度目の訪問を経て感じたのが1度目では考えられない程の混雑(人の多さ)でした。

1度目(コロナ禍前)~2度目(コロナ禍後)で異なっていたことといえば、

  1. 平日か休日(連休)か
  2. コロナ禍後でレジャーが活発になっていた
  3. うさぎ島が海外でも有名になり海外からの観光客も激増した(らしい)

このあたりが考えられます。

1はもちろんのこと、2と3についても非常に大きな影響があったと考えています!

というのも広島県竹原市の観光に関する情報によると、

うさぎの島として大久野島が海外のユーチューバーによって発信された。

島へ渡った外国人観光客は、2013年に378人、2014年に5,564人、2015年に17,215人と2014年を境に急速に伸びていることが分かる。

また、2017年の3月から竹原市の観光パンフレットにはうさぎをメインビジュアルに加えることにした。

一般財団法人 自治体国際化協会 経済活動 「広島県の竹原市では「うさぎの島」でブレイク、次なる課題は?」より引用

これを見ても「コロナ禍が到来~コロナ禍が落ち着いて来たタイミングで海外からの観光客も激増」となってしまったのではないかと考えています。

実際にフェリーターミナル、フェリー内、島内でもかなり多くの海外からの観光客がいるようでした。

つまり私達が2度目に訪問したコロナ禍後のGWという時期は、

  • 国内の観光客が多く訪れる
  • 海外からの観光客も多く訪れる

というように、混雑する条件が合致した時期だったということが推察されたわけなのです。

なもすけ
なもすけ

ここ最近の中でも旅行の際の「下調べ」の重要性を強く痛感した体験でした。

観光地としてのキャパシティーの問題

さらには観光地としての忠海港・大久野島のキャパシティーにも混雑の原因があると感じました。

まず無料の公共駐車場があるのはありがたいのですが200台までしか停められません。すぐ近くに有料駐車場の案内もないため、遅い時間に到着した場合は車を停めることすら難しいかもしれません。

そして肝心のフェリーですが、厳密には「フェリー」と「客船」があり、主な違いは以下の通り。

フェリー客船
定員300名100名
運行間隔おおよそ1本/1~2時間(時刻表)おおよそ1本/1~2時間(時刻表)
乗船できるもの人、車、自転車
予約不可不可

なお乗船料についてはどちらも大人360円こども180円で、大久野島までの乗船時間(約15分)も大きく変わりありません。

この表から言えることは1度の運行で渡航できる人数が決して多くないということ、そいて船の本数は決して多くないということ!
さらに平日15便、休日(連休含む)17便という便数は休みや繁忙期であっても大きく増便されることはありません。もちろん行列が出来ていようが臨時便がでることもありません

つまり400人/1時間」程度ずつしか島に渡ることができないため、観光客の多い時期に利用する場合には先ほどの画像のような大行列が発生してしまうのです。
(もちろん小さな島なので仮に大人数が上陸できても大混雑は避けられないのですが…)

なもすけ
なもすけ

乗船に関しては端的に言ってしまえば「早い者勝ち」なので、どれだけ早い時間に忠海港に到着できるかに左右されます。

うさぎと大久野島について知っておいて欲しい話

さて、ここまでは観光地としての大久野島の魅力や混雑の問題について解説してきましたが、もう1点違う側面で知っておいて頂きたいことをお伝えします。

それは島で暮らすうさぎたちに関するとても大事な問題です。

大久野島が観光地として人気になっていくに連れてそこに住むうさぎたちは人からエサを貰えることに慣れ、そしていつしか人そのものにも慣れていったと考えられています。

その結果、本来であれば臆病なはずのうさぎさんたちは人に対して何の警戒をすることも無く近寄ってくるようになり、その姿がカワイイと話題になってさらに観光客が増加したという経緯があります。

なもすけ
なもすけ

かくいう私自身もそのようなうさぎ達のカワイイ姿を見たくて島を訪れた1人なので、これから訪問する方にもとやかく言うつもりは毛頭ありません!

しかし観光客が増えてくるとさまざまな問題が生じるようになったようで、中でも私がお伝えしたい問題は以下の2点です。

  • 食べ残したエサの放置
  • 人によるうさぎへの暴行

1点目の餌の食べ残しについては、それに伴う衛生面の問題はもちろんのこと、食べ残しを狙ってイノシシやネズミなどの動物がやってきてうさぎに被害が及んでいるというのです。

観光客が多い時にはうさぎたちはエサをたくさんもらって満腹になってしまい、後から来た客のエサには見向きもしなくなります。その際の放置されたエサが増えた結果、天敵となる動物が増加してしまいうさぎ達の命が脅かされてしまっているのです。

島内では兎人(うさんちゅ)のTシャツを着た方々が放置されたエサを拾って回ってくださっているようでしたが、訪れた1人1人が注意することが肝心ですので訪問予定の方は心に留めておいてください◎

また2点目の人による人によるうさぎの暴行については、大久野島の人とうさぎとの距離が近いということが大きな魅力である反面、にわかには信じられないような事件にも繋がっているのだといえます。

また意図的な暴行だけでなく悪気なくうさぎの脚や体を引っ張ったりするといったことも少なくないようです。

このような問題を起こさないためにも大久野島では以下のようなルールが設けられています

  • うさぎに触らない。手から直接エサをあげない。
  • 道路上でエサをあげない。
  • うさぎが食べきる以上のエサをあげない。食べ残しを放置しない。
  • ぺットを捨てない、持ち込まない。うさぎを持ち出さない。

これらはうさぎ達を守るためにも、そして大久野島が今後も観光地として存続する上でも非常に大事なルールですので、必ず守るようにしてくださいね

この記事をここまでご覧いただいた方は是非とも「こどものすることだから」「少しだけなら大丈夫」「他の人もやっているから」といった考え方はしないようお願いいたします‼

まとめ

本記事では大久野島を訪れる方にお伝えしたいこと、知っておいて欲しいことをまとめました。

いまや国内だけでなく国外でも有名な観光地となった大久野島には休日・連休ともなると非常に多くの観光客が訪れます。

その結果、非常に混雑して最悪の場合には船に乗ることが出来ず、大久野島に渡ることすら出来ない可能性もあります

そのため訪問時期としては混雑が予想されるような休日・連休は避けるのが賢明といえるでしょう。

また、船の便数や乗客数には限りがあり、予約も出来ないため、必ず事前にチェックして入念に計画を立てておくことをオススメします

大久野島のうさぎたちはさまざまな問題に悩まされています。うさぎたちを守るためにも、島内で設けられている以下のルールは必ず守るようにしてくださいね

  • うさぎに触らない。手から直接エサをあげない。
  • 道路上でエサをあげない。
  • うさぎが食べきる以上のエサをあげない。食べ残しを放置しない。
  • ぺットを捨てない、持ち込まない。うさぎを持ち出さない。

キツイことばかりを書きましたがルールさえ守れば大久野島はうさぎ好きな方にとっては夢のような世界であることは間違いありません!ぜひともかわいいうさぎ達に癒されに大久野島に行ってみてください

最後までご覧いただきありがとうございました。

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