こんにちは、なもすけです。
直射日光を遮る屋根有り空間を作り出すことのできるタープテントは様々な場面で役に立つ便利アイテムです。
私自身、こどもとのイベントや遊びの際に使用するためにタープテントを購入したのですが、想定以上に役立つ機会があり、大変重宝しています!


日差しの強い日の庭でのプールやBBQなど、何かと設置する機会が多いです。
しかしタープテントはその素材(アルミorスチール)やサイズ(2m~3m程度)、性能など多種多様であり、どれを選べばいいか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では私自身の経験も踏まえつつ、タープテントはアルミとスチールのどちらを選ぶのがオススメなのかを解説していきます。
この記事は主に
といった方にオススメの内容となっています。
フィールドアのタープテント(2.5m)とサイドシートをレビュー!
タープテントの素材の違いは?
タープテントの「素材の違い」を考えた時に1番に思いつくのはテントの脚や骨組み(フレーム)が「アルミ」か「スチール」かという点です。
そこでここからは各々の特徴について解説していきます。
一般的なアルミ製の特徴
アルミ製の特徴は何と言っても「軽量である」という点です。
そのため持ち運びや設営時の負担を大幅に軽減することが出来ます。
ちなみに原材料のアルミとスチール(鉄)の比重を比較するとアルミ約2.7g/cm3であるのに対して、スチール(鉄)は約7.8g/cm3であり、おおよそ3倍近い差があると言えます。

もちろん製品には純粋にアルミのみ、あるいはスチールのみを使用するわけではないと思いますので、あくまでも参考程度ではありますが…。
私も使用しているFIELDOORのタープテントについて、アルミ製とスチール製の重量を比較してみると以下のような結果となりました。
アルミ製 | スチール製 | |
3.0m×3.0m | 約9.3kg | 約14kg(アルミの約1.51倍) |
2.5m×2.5m | 約8.4kg | 約12kg(アルミの約1.43倍) |
2.0m×2.0m | 約7.4kg | 約11kg(アルミの約1.49倍) |
メーカーによって結果は異なるとは思いますが、おおよそこの程度の重量差はあると考えられます。

また軽量であること以外に「耐食性が高い」ことも特徴の1つです。
アルミはスチール等と比較して耐食性が高い、つまり「錆びにくい」という特徴があるため、水遊びや海水浴、あるいは雨天~曇天時など様々なシチュエーションで安心して使用することができます◎
一般的なスチール製の特徴
スチール製の特徴はやはり「頑丈である」ということです。
頑丈なスチール製のテントは一般的には丈夫であると言われています。
重量も大きいためアルミ製品と比較した場合に風が比較的強い場合などにテントが浮いたり破損しにくい、テント全体の安定感があるといった特徴も有しています。
そして購入を検討する上でかなり重要なポイントとして、一般的にアルミ製よりも安価であるという点も注目すべき特徴です◎
先程と同様にFIELDOORのタープテントについて、アルミ製とスチール製の重量を比較してみると以下のような結果となりました。
アルミ製 | スチール製 | |
3.0m×3.0m | 14740円 | 8800円(アルミの-5940円) |
2.5m×2.5m | 12870円 | 8800円(アルミの-4070円) |
2.0m×2.0m | 11770円 | 8690円(アルミの-3080円) |
実際のアルミとスチール間での価格差はメーカーや販売店によって異なるかと思われますが、おおよそこのようにアルミ>スチールという傾向になっていると思われます。
また、素材としてのスチールは一般的に頑丈であると言えますので通常使用の範疇で「使っていたらたわんでしまった」「折れてしまった」といったトラブルは少ないと考えられます。
ただし前述したように「錆び」が生じるので「濡れたまま放置しない」「表面に深い傷を付けない」といった基本的な注意はしておくべきかと思われます。
タープテントの素材でおすすめなのは?
前項でタープテントの2大素材といえる「アルミ」と「スチール」の特徴について解説しましたが、実際にどちらの方がオススメと言えるでしょうか。
一般的には以下のようにオススメされています。
アルミ製がオススメの方 | スチール製がオススメの方 |
・色々な場所に持ち運んで使用する方 ・頻繁にテントの移動をする方 ・海水浴など海沿いで使用する方 ・濡れやすかったり多湿な環境で使用する方 | ・なるべくコストを抑えたい方 ・丈夫で頑丈な素材が良い方 ・イベント等で多量に必要な方 |
このように「コストを気にせず」「アルミという素材に不安を感じない」という方であれば、アルミ製のタープテントがオススメであると言われています。
またメーカーによってはアルミ製タープテントの強度の問題を解決するため、アルミフレームを強化して強度を上げるような工夫がなされているものも多く見受けられます。
私も使用しているFIELDOORのアルミ製タープテントも以前は強度に不安があったようですが、改良を加えることで以前の2倍の強度を持つフレームに進化しているんです!
そのため個人的には強度に不安のない改良がなされているのであれば、多少価格が高くても長く使えるアルミ製タープテントをオススメします◎


普段使用していても、ちょっとやそっとのことでフレームが折れたり変形したりしなさそうな丈夫さは感じられます。少なくとも組み立て・収納の際にフレームをしっかり掴んでも全く問題ありません!
タープテントのサイズは何種類くらいある?
タープテントのサイズはメーカーにもよりラインナップも異なるため一概には言えませんが、多くのメーカーで2m×2m、2.5m×2.5m、3m×3mといったサイズ展開が多いのではないかと思われます。
もちろん「大は小をかねる!」という方もおられるかと思いますが、サイズによって価格や重量も異なるため「このサイズがオススメ!」ということは言えませんが、使用する人数や主に使用する場面等を考慮して選ばれるのが最善だと言えます。
まず一般的にサイズと使用する人数の大まかな関係は以下のような感じです。
サイズ | 使用人数 |
2m×2m | 3~4人程度 |
2.5m×2.5m | 4~5人程度 |
3m×3m | 5~6人程度 |
ちなみに我が家では2.5m×2.5mを所持していますが、最大で大人5人こども2人で使用した際には大人1人がテントからはみ出しました。ちなみに通常の家族のみ(大人2人こども2人)なら余裕です◎
さらに使用する場面ですが、運動会やイベントなど大勢集まる場面で使用する場合は自分達に必要な最小限のスペース確保に努めるべきだと考えています。
それに対して、アウトドア等で使用する場合には多少大きくても周囲に迷惑をかけることはありませんし、大きい方が横から差し込む直射日光も防ぐことができたりしますよね◎

テントの真下にシートを引いて長時間使用していると日の差し込む角度が変化してきてほとんど遮光できないこともあるので、位置をずらしたり、テントの脚を短くするなど工夫して日陰を作るようにしましょう!
まとめ
本記事ではタープテントはアルミ製とスチール製のどちらを選ぶのがオススメなのかについて解説しました。
まずアルミ製とスチール製それぞれの特徴をまとめると以下の通りでした。
アルミ製 | スチール製 | |
メリット | ・軽量な素材 ・錆びに強い | ・丈夫な素材 ・比較的低価格 |
デメリット | ・やや高価格 ・強度が低い | ・重量が大きい ・錆び付きやすい |
一般的にこのような特徴を有していますが、アルミ製の強度に関してはFIELDOORをはじめ多くのメーカーから高い強度を有するアルミ製タープテントが販売されています◎

また各素材はどのような方に適しているかをまとめると以下の通りです。
アルミ製がオススメの方 | スチール製がオススメの方 |
・色々な場所に持ち運んで使用する方 ・頻繁にテントの移動をする方 ・海水浴など海沿いで使用する方 ・濡れやすかったり多湿な環境で使用する方 | ・なるべくコストを抑えたい方 ・丈夫で頑丈な素材が良い方 ・イベント等で多量に必要な方 |
このような特徴を踏まえた上で、ご自身の想定される使用人数や使用環境・用途に応じて適切なサイズを選択するのがタープテント選びのポイントであると言えます◎
最後までご覧いただきありがとうございました!