こんにちは、なもすけです。
子育て中のご家庭であれば1度は購入を検討する、あるいは既に持っているという方も多いと思われる「キャリーワゴン(キャリーカート)」。
1家に1台あれば、こどもの運動会といった行事や家族でのレジャーはもちろん大きめの公園に遊びに行くなど日常の中でもとっても役に立つアイテムですよね。
私自身もこどもの運動会を前にキャリーワゴン購入を検討した経験があるんですが、実際に検討してみると非常に多くの種類があって悩ましかったです。

製造メーカーやワゴンの大きさ、積載量など気になるポイントは意外にも多くネットでも色々と調査しました。
そして色々と悩んだ末に購入したのがタイトルにもある「Pasinaz」の「2段式キャリーワゴン」でした。

結論から言うと今回購入したキャリーワゴンは他にはない特徴を有した唯一無二の製品であり大満足の買い物だったのですが、1つだけ欠点と感じる点もありました。
本記事ではPasinazの2段式キャリーワゴンを実際に購入した使用者目線での製品レビューを行いたいと思います。
この記事は主に
といった方にオススメの内容です。
「Pasinaz 2段式キャリーワゴン」の基本性能
「Pasinaz 2段式キャリーワゴン」の基本性能等は以下の通りです。
なお分かりやすいように、独断と偏見で「メジャーなキャリーワゴン代表」として一般的なコールマンのものと比較して記載してみました。
Pasinaz 2段式キャリーワゴン | コールマン アウトドアワゴン | |
積載量 | 310L | 121L |
耐荷重 | 200kg | 100kg |
使用時サイズ(縦×横×高さ) | 51×91×107.5(cm) (下段はカバーを開けば121cm) ※高さはハンドル・タイヤ込み | 53×106×100 (cm) (?) ※高さはハンドル・タイヤ込み |
収納時サイズ(縦×横×高さ) | 22×34×106 (cm) | 18×40×77 (cm) |
本体重量 | 15kg | 11kg |
タイヤ幅 | 約10cm | おおよそ3cm程度 |
カタログ等で確認できる項目として主な性能は以上の通りです。
この他にも、一般的な従来品よりも太い(2cm)スチールフレームが使用されているため丈夫であること、従来品は中空タイヤが多いのに対し中身の詰まったノーパンクタイヤを採用していること等がセールスポイントとして挙げられていました。
「Pasinaz 2段式キャリーワゴン」の特徴やメリット・デメリット
やはりPasinazの2段式キャリーワゴンの最大の特徴は2段ある荷台です。
上段と下段に分かれているため、上段は通常のキャリーワゴン同様に使用しながら、下段はテントや折り畳み椅子などの比較的長さのある荷物を積み込むといった使用が可能なんですよ。
また一般的なキャリーワゴンに多い「前方から引くハンドル(前ハンドル)」だけでなく、「後ろから押せるハンドル(後ろハンドル)」も付いているため、例えば坂道では引っ張らずに押して使用したり、あるいは2人以上いる場合には両方のハンドルを使用することで負担を軽減することも出来ます。
他にも様々な特徴があるため口コミ等も参考にメリット・デメリットに分けて表にまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット | デメリット |
・2段の荷台による積載量の多さ ・従来品よりも大きい耐荷重 ・ワゴンの前後にハンドルがある ・タイヤが太く走行性能も申し分ない ・フレームが丈夫で安定感がある ・下段には高さのあるものも積める | ・本体が15kgと非常に重たい ・梱包の段ボールに傷や凹みが目立つ ・開封時の臭いや若干の汚れがある ・定期的にわずかな仕様変更がある |
口コミを見ると有名メーカーでないためか「実物が期待以上だった」と満足されている方が多いようで、「しっかりとしていて見劣りしない」「長く使えそう」といった好印象な口コミが多いように感じます。

私も商品を使用するまでは不安でしたが、実際に動かしてみて不安が払拭されました(笑)
また低評価の中には初期不良と思われるようなものもいくつか見受けられるようでした。私の場合「開封時の臭い?」はありましたが気になる程ではなかったように思います。
(というかメーカー問わずアウトドア商品全般に開封時の臭いがあるような気もするのですが…)
口コミで確認できる限り「使用できない/使用に支障がある」ような重大な初期不良は少ないようですが「配送用段ボール内に緩衝材を入れる」などの改善はあってもいいのかなと思いました。
「Pasinaz 2段式キャリーワゴン」実際に購入して使ってみた感想
それではここからは実際に使用した私の感想をお伝えしたいと思います。
開封時
商品は背の高い段ボール箱の状態で配送されました。「デメリット」で記載した通り我が家も例外ではなく段ボールに傷・凹みが見受けられました。

箱を開封すると①カバーがかかった状態のワゴン本体②箱に入ったタイヤ×4が出てきます。①には上段荷台の底に敷く用の底板も収納されています。

タイヤを本体に取り付ければ完成!工具も不要で組み立て自体はとっても簡単でしたよ!
組み立て時の注意点として本体重量が15kgと重たいため、箱から出したり立たせたりという作業に意外と力が必要であるということが1点。
そして2点目として後ろハンドルは使用時に装着し、収納時には必ず外さなければならないということをお伝えしたいと思います。


いまだに慣れなくて後ろハンドルを装着したまま本体をたたもうとして「あれ?たためない…」となってしまいます(笑)
使用時(こどもの運動会)
こどもの運動会で使用した際の体験談をお伝えします。
なお徒歩500m~1kmの小学校グラウンドで行われ、自家用車での来校不可、タープテントや折り畳み椅子等の使用OKな運動会に大人5名、こども2名で参加しました。
キャリーワゴンに積んだ荷物は以下の通りです。
(当日の写真を撮り忘れてしまいましたが…)
上段には飲食物やシート・アルミテーブル+ベンチといった比較的軽量なものを、

下段にタープテントや折り畳み椅子・ウェイトといった長さのある荷物や重量物を積みました。

またこれだけの荷物を積載した状態でも男性2人で前後に分かれて運んだため苦労はなく、タイヤが大きく太いためアスファルトの凸凹や道路の段差も気になりませんでした◎
実際に使用して感じたこの製品のよかった点をまとめると以下の通りです
そして冒頭でも述べた実際に使用して感じた1つの欠点は以下の通りです
15kgなので余裕と思っていたのですが、高さがあり、しっかり掴める持ち手もないため意外と苦労しましたし、妻は持ち運ぶことは困難でした。
ちなみに購入後に知ったのですが、一般的なキャリーワゴンの禁止事項には「人を乗せて使用しないでください」という項目があり、本製品にも同様の注意書きがありました。
こどもを乗せている方を多くお見かけしますが、あくまでも自己責任で!ということのようです。

実は密かに憧れていたので、その事実を知った時は衝撃を受けました
とはいえ自己責任でもこどもを乗せたいという方は多いと思うので、参考までに家の中でこども2人を乗せてみました(笑)

キャリーワゴン購入経験を踏まえて製品を選ぶ時のポイントまとめ
今回初めてキャリーワゴンを購入してみて分かったキャリーワゴン選びのポイントはズバリ「使用目的に応じて判断するべし」ということです。
「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、これって意外と気が付かないとこで落とし穴があったりする気がします。
例えば私の場合は「運動会でとにかく多くの荷物を積める」ということを条件に探したわけですが、「長さのあるテントが積めた」「どれだけ重くても2人で運べて負担が少なかった」というのは実際に使用してみて体感できたメリットでしたし、「重量があるため取り扱いに想像以上に苦労した」というのも使用してみて実感しました。

これらは商品選びをしている段階では思い付きもしませんでした!
ということでこれから購入される方には広い視野で十分に考えて検討していただきたいなと思います。
そして熟考した上で条件が合致するかたにはPasinazの2段式キャリーワゴンはとてもオススメな製品です◎

また「そこまで多くの荷物は運ばない」けど「アスファルトや凸凹道でも使用する」といった方には以下の製品もオススメです。

本記事がみなさまのキャリーワゴン選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。