こんにちは、なもすけです。
暖かい行楽シーズンになると家族でBBQを行うというご家庭も多いのではないでしょうか。
また「こどもが色々食べるようになってきたから」「こどもが産まれてマイホームに引っ越したから」といったきっかけで家族でのBBQを計画される方もいるかと思います。
ですが1歳くらいの赤ちゃんはまだまだ食べられる食材も限られますし、3歳くらいの幼児でも何でも食べられるかと言うとそうでもありませんよね。
本記事では1歳~の幼児でも喜んで一緒に楽しめるBBQのメニューや食材、そしてこどもとのBBQで注意したいことについて解説します。
この記事は主に
といった方におすすめの内容です。
はじめに
本題に入る前に個人的な考えを述べさせてください
こどもとのBBQは私も普段から楽しんでいるのですが基本的に自宅でBBQを行っています。
というのも1歳くらいの幼児をBBQ場やキャンプ場に連れて行ってBBQをするのは後述するけがや体調不良のリスクが非常に高くなるためです。
さらにお昼寝がうまく出来なくて生活リズムが不規則になったり、普段と異なる環境下で親子共々とても疲れてしまうことも考えれます。
そのため本格的なアウトドアのBBQはこどもがある程度成長してからがオススメと私は思っています。
(もちろんアウトドアに精通していて心配はない!という方は聞き流してください。)
以上の理由から本記事で紹介する内容は「自宅でのBBQ」に偏った内容となりますので予めご了承ください。
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主食
それではまずは幼児~でも食べられる主食を紹介します。
おにぎり、焼きおにぎり
これは王道で紹介するまでもないかもしれませんが、やはりおにぎりは間違いないメニューです。
またBBQといえば焼きおにぎりという方もおられるかもしれませんが、こどもが一緒の場合は少し工夫をしてあげましょう。
例えば普段は表面がカリカリになるまで焼く方はこどもの分はアルミホイルに包んで表面が硬くならないようにして焼く。
こどもの分の焼きおにぎりは味を少し薄くしてあげるなどの工夫が有効です。
焼きそば
こちらもこどもから大人まで大好きな王道の主食メニューですね。
先ほどの焼きおにぎりのようにこどもにあげる分は少し味を薄くしてあげる工夫をしてあげると良いでしょう。調理の途中でこども分だけ取り分けてから仕上げをすると楽に出来ます。
また1歳くらいの幼児の場合には食べる前に食事用ハサミで細かく切ってあげるのも良いですが、初めから「そばめし」として準備をしておいて調理するのもオススメです。
パン(ホットドック用)
パンを準備しておくと後述するソーセージ、フランクフルトと組み合わせてホットドックを作ったりできるのでオススメです。
年少さん~くらいのこどもであれば自分でパンにソーセージを挟んでホットドックを作るという経験も楽しくて喜んでくれますよ。
さらに大人はマスタード等で味付けすれば十分に楽しめますよね。
ホットドック用のパンはソーセージ以外にも色んな食材を挟んで美味しく楽しく食べられるのもオススメポイントです!
肉、魚介類
メインとなる肉、魚介類の紹介です。
ソーセージ、フランクフルト
子連れBBQで絶対に外せないのはソーセージやフランクフルトですよね。
こどもも大人も大好きなメニューですが、こども用と大人用で種類を分けてみたり、この機会に色々な味に挑戦してみるのも楽しいですよね。
また前述したホットドックなど他の食材と組み合わせる楽しみ方もありまさに万能食材と言えるのではないでしょうか。
鶏肉
「BBQといえば牛肉や豚肉でしょ?」という方も多いかと思いますが、こどものことを考えれば小さい子でも食べやすい鶏肉がオススメです。
もも肉を買って一口サイズに切って~…というのももちろん美味しいですが、せっかくのBBQですから塊の鶏もも肉を豪快に焼いてみるのはどうでしょうか?
鶏肉、それも塊のままなんて生焼けの心配が…
1手間加えて安全かつ美味しく仕上げましょう!
鶏ももの塊肉はそのまま調理するのではなく、ぜひ前日から下処理としてソミュール液に漬け、焼く前に下茹でをしてから調理してみてください。
少し面倒な1手間ではありますが、これだけで確実に火が通っていながら驚くくらいジューシーかつ美味しい鶏もも肉を焼くことができますよ!
こちらの動画を参考に調理しましたので共有させて頂きます!
(ふたりごはん【料理家ぐっち夫婦の料理チャンネル】さんより動画を引用)
こども向けであればソミュール液は香辛料を抑えめにするといいかと思います。
エビ・ホタテ
魚介の旨味が味わえるエビやホタテもBBQの代表的な食材で大好きなこどもも多いです。
エビは殻を剥いて準備しておくか、殻を剥かれたものが使いやすくこどもも食べやすいです。
コストコに売っている殻剥き・背ワタ取り済のエビがとっても便利でオススメ♪
そのまま焼いても美味しいですが、ガーリックシュリンプやホタテのバター醤油焼きといった味付けにすればこどもも喜んで食べてくれますよ。
またエビは他の料理と組み合わせられるのも◎!ホットドック用に準備したパンにガーリックシュリンプを挟んで食べるのも美味しいです。
ただし甲殻類・貝類ともにアレルギーも多い食材ですので、離乳食中の幼児の場合は必ず事前にアレルギーの確認を済ませてから食べさせるようご注意ください!
白身魚(タイ・サケなど)
小さいこどもがいるのであれば白身魚を選択肢の一つに含めるのもオススメです。
前述したように魚介類はアレルギーがある場合も少なくないです。その点白身魚は一般的に離乳食初期に済ませているでしょうし安心して食べさせられますよね。
せっかくのBBQなのでそのまま塩焼きも良いですが、アルミホイルを使ってホイル焼きにしてもふっくら美味しく食べられます。
少し手間をかけられるのであればアクアパッツァなどにしてみてはいかがでしょうか?きっとみんなが喜んで食べてくれますよ!
野菜、果物
最後に野菜・果物ですが、基本的には何を焼いても美味しく食べられます。
そこで特にこどもが喜ぶオススメの食材を紹介します。
じゃがいも・さつまいも
イモ類とBBQは相性バッチリな上に大好きな子も多いですよね。
より柔らかくほくほくに仕上げるためにアルミホイルで包んで調理するのがオススメです。
じゃがいもは皮を剥いて切り目を入れ、バターを乗っけてアルミホイルで包んで焼けばじゃがバターの完成。こどもでも食べやすいメニューです。
さつまいもは濡れたキッチンペーパーで包んだ上からアルミホイル包んで焼けばみんな大好き焼き芋だって出来ちゃいます。
序盤から弱火(遠火)の所で長時間熱を加えるのが甘ーい焼き芋に仕上げるコツ!
リンゴ・バナナ
果物もせっかくのBBQなのでBBQらしく1手間加えてみましょう。
リンゴは芯を抜いてからアルミホイルで包んで焼くと食べやすい焼きリンゴに仕上がります。
そのままでも美味しいですが、焼く前に砂糖やバター、仕上げにシナモン等を加えると一味違った印象にもなりますよ。
こどもが食べれるか、またこどもの味覚等を考慮して味付けしてみてください!
バナナは皮のまましっかりと焼くことでトロトロ甘ーい焼きバナナが出来ます。
こちらもリンゴ同様にこどもに合わせて味付けしても◎です!
個人的にはバニラアイスを準備しておくとワンランク上のデザートに仕上げられるのでオススメです!
(遠出して行う方は「ロッテ クーリッシュ」が使いやすいです♪)
こどもとのBBQで注意すべきこと
楽しいBBQが嫌な思い出にならないようにこども連れの場合の注意点を解説します。
けがや火傷
何にでも興味をもってしまう幼児の前で大人が扱うBBQコンロ等は楽しそうなおもちゃに見えてしまいます。
鋭利な部分でけがをしたり、コンロを触って火傷をしたり、最悪の場合コンロを倒してしまうようなトラブルも起こり得ます。
大人の方が決して目を離さないように十分に注意してください。
また炭火は火傷などのリスクがより高まるので、こだわりが無ければ電気式のBBQグリルの使用も検討してはいかがでしょうか?
我が家では自宅BBQではロゴスの「エレグリル」を愛用しています。(詳細はコチラ)
虫刺され
外で行うBBQは虫刺されにも注意が必要です。蚊はもちろん山や川などにはアブやブユ、ダニ、ケムシなどたくさんの害虫がいます。
特に小さいこどもの虫刺されは大人よりも症状が強い場合が多く、激しく腫れたり水泡ができたり、搔きむしることで飛び火や二次感染の危険もあります。
万が一刺された場合は患部を清潔にした後こども用のかゆみ止め薬などで対症療法を行い、それでも掻いてしまう場合はガーゼ等で患部が悪化しないよう保護しましょう。
また症状が激しかったり治まらない場合は必ず近隣の皮膚科を受診してください。
熱中症
暑い時期に行う場合は熱中症対策も怠ってはいけません。
BBQを行う場所はなるべく日陰になりやすい場所を選ぶ、遮光シートを利用する等の工夫が必要です。
またこどもには首まで隠れるような帽子を被せて、遊ぶ場合は適宜水分補給や休憩を取らせるように大人の方が気を付けてあげてください。
たまに「水鉄砲などで遊ばせる」という対策も見かけますが少し水がかかったくらいではそこまで体温は下がりませんし、服がびしょびしょになる程濡れたらかえって体調を崩しかねません。
水鉄砲に過度な期待はせず適度な水分補給や休憩を優先してください。
また万が一の場合に備えて体を冷やせるように氷や保冷剤は多めに準備しておくと安心ですよ。
食中毒
暖くなってくると食材が傷みやすいので注意しましょう。
特に肉や魚介類などの生の食材、あるいは家で準備したおにぎりや料理を温かい状態~常温で放置すると食中毒の危険が高まります。
氷や保冷材は多めに準備しておいて食材を生の状態で長時間放置しない、調理したものは温かい状態で長時間放置せず早めに食べきるようにしてください。
こどもがいる場合は牛肉や生で食べれる魚介類であっても十分に火を通すようにしましょう。
また牡蠣などの高リスクの食材はこどもは避けるようにするのが無難です。
万が一食中毒になった場合には病院で適切な治療を受けて、家庭内や外部に感染を拡げないように十分に注意してください。
まとめ
1歳~の幼児とでも楽しめるBBQのメニューや食材の紹介、そして注意点について解説しました。
今回紹介したように食材の味付けや調理法を工夫することで、こども最優先でありながら大人も一緒に楽しめるBBQにすることが家族でBBQを楽しむコツだと考えています。
また小さなこどもを連れてのBBQは大人だけで行うのとは様々な点で勝手が違います。
普段と異なる状況下でこどもが思いも寄らないことをするだってあります。
一緒に行く大人の方がよく観察して見守ってあげて楽しい思い出を作ってあげましょう。
この記事がご覧になった方のとって何かのお役に立てば幸いです。
自宅でのBBQで気を付けるべきことをまとめた記事はコチラをご覧ください。
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