こんにちは、なもすけです。
コーヒーが好きな方、よく飲まれる方の中には「コーヒーショップや喫茶店のコーヒーが好き」「コンビニで頻繁にコーヒーを買っている」という方も多いと思います。
そのような皆さんは誰しも「美味しいコーヒーを毎日飲みたいなぁ」「こんなコーヒーを自分で淹れられたらなぁ」と思われるのではないでしょうか?
結論から言うと美味しいドリップコーヒーは自分でも淹れられます!
もちろん専門店やプロの淹れるコーヒーには及ばないかもしれませんが、缶コーヒーやインスタント等とは一線を画す味わいと香りを楽しむことができるんです◎
私も色々なコーヒーを経て最終的にハンドドリップに行き着きました
私はコーヒーを専門的に学んだわけではありませんし、高額な道具を買い揃えたわけでもありませんが、日々いろいろな豆を購入してはミル挽き~ハンドドリップを楽しんでいます。
本記事では初めての方がハンドドリップを始める上で必要な道具や基本のドリップの方法を解説しています。
この記事は主に
といった方にオススメの内容です。
趣味としてのハンドドリップコーヒーの魅力は?
まず趣味としてのハンドドリップコーヒーの魅力とは何か?少しだけ私の話をします。
私は20代の頃は日々仕事に精を出して、休日も勉強会に参加したりと仕事に費やし、たまの休みは何をするでもなくだらだらと過ごしていました。
そして結婚をして、子宝にも恵まれて、平日・休日に関わらず仕事・家事・育児とバタバタと忙しい日々を送る中でふと思ったのです。
そういえば自分には趣味と呼べる物が何もないなぁ…
そんな時に自分の好きなコーヒーを趣味に出来ないかと考えたのです。
はじめは色々なドリップバッグコーヒーを試すことから始まり、「次は自分で豆を挽いてコーヒーを淹れてみたい」と思い必要な道具や淹れ方を調べて、ついに独学でハンドドリップを開始しました。
・・・と自分語りが長くなってしまいましたが、本題のハンドドリップの「魅力」ですが
私の思う魅力は「心が安らぐ・落ち着ける」ことです。
ミルで豆を挽き、お湯を沸かして、ドリッパーで少しずつ時間をかけて抽出するということを行いますが、どれも自ら進んでに非効率的なことを時間をかけて行うのです。
(もちろん「美味しいコーヒーを淹れて飲む」という目的を達成するのに必要なことではありますが)
少なくとも普段の生活ではあり得ない時間の使い方です。しかし不思議とそこが良いんです。
いつもは常にどこかソワソワしていたり何かしていないと!と思うのに、コーヒーを淹れている時は心から落ち着くことが出来るのです。コーヒーのアロマ等のおかげかもしれませんが、何か考え事をする時にも冷静に落ち着いて判断ができます。
またハンドドリップは他の誰かと比べるものでもなければ、誰かに評価されるものでもありません。自分で淹れて、自分で飲んで、美味しかったり満足できればそれでいいと思います。
自分自身と向き合ったりあらゆることを俯瞰して考える機会にしてもいいですよね。
私自身、自分で淹れたコーヒーを他の人に振舞えるような腕前はありませんが、それでも自分で美味しい淹れたてのコーヒーを飲めることに大変満足しているのです。
大袈裟かもしれませんが趣味としてハンドドリップでコーヒーを淹れることはQOLの向上に非常に貢献すると考えます。
コーヒーが好きな方で以下の内容が当てはまる方はハンドドリップを始めてみることをオススメしたいです。
- 普段忙しく過ごしている方やせっかちな方
- いつも何かしていないと落ち着かない方
- これといった趣味が無い方
- 趣味を始めたいけど時間的・金銭的に余裕がない方
- 落ち着いて過ごせる時間を作りたい方
そんな時間ない!という方は休日の朝だけでもいつもより早く起きてコーヒーを淹れてみてください。その素晴らしさが実感できるはずです◎
コーヒーのハンドドリップに必要な道具
それではコーヒーのハンドドリップを行う上で最低限必要な道具について解説します。
まず最低限必要な道具は以下の通りです。
極論、これさえあればハンドドリップでコーヒーは淹れられます!
意外と少ないと思いませんか?ECサイト等はもちろんスーパー等でも簡単にそろえられそうなものばかりですよね。
もちろんこれらの道具には高級品~汎用品まであるのですが「まずはやってみたい」という方は簡単に手に入るものや比較的安価な汎用品から始めてみるのがオススメです◎
ドリッパー&ペーパーフィルター
まずドリップする上で肝心のドリッパーですが形状(円錐・台形等)やドリッパーの穴の径と数、材質などなど調べ出すと非常に奥深くて迷走してしまいます。。
そこでまずはコストを抑えられてなおかつ高性能の定番ドリッパーを使用するようにしましょう。
アロマフィルター(メリタ)
形状は台形で抽出の穴は1つだけのドリッパーです。一般的に台形のドリッパーはドリップが安定しやすく初心者向きであるされています◎
またこの「メリタ」はペーパードリップを世界で初めて考案した会社であり歴史ある製品というのも魅力的ですよね。
なおペーパーフィルターはメリタの公式のものがあるのでそちらを使用すれば間違いありませんが台形の物であれば他の製品でも代用可能です。
V60透過ドリッパー(ハリオ)
私も使用しているオススメのドリッパーです。
円錐型で抽出の穴が1つのドリッパーです。螺旋型の溝(スパイラルリブ)に沿ってお湯が流れるため豆の旨味をしっかりと抽出することができるという特徴があります。
また「V60」タイプは材質等が異なる様々な種類があり多くの愛用者がいるんだとか。
こちらで紹介している製品はプラスチック製のためV60の中でも安価であり導入には最適の製品ですよ◎
また同じくハリオでV60用ペーパーフィルターが販売されているため「サイズや形状が合わない」といった失敗がなく安心ですよね。もちろんこちらも他社製品を使用することは可能です。
1つで3役こなせるオススメグッズ「パーソナルコーヒードリッパー(ブルーノ)」
ここまでドリッパーとペーパーフィルターを紹介しましたが、もっともっと手軽にハンドドリップを始められるオススメグッズを紹介が「パーソナルコーヒードリッパー(ブルーノ)」です。
なぜオススメかというと、なんとこれ1つで①ドリッパー、②フィルター、③カップの3役をこなせてしまう優れものなんです‼そして見た目も洒落ててかわいいですよね。
ペーパーフィルター不要のメッシュステンレスフィルターが採用されているためエコですし、コーヒー粉を入れてお湯を注ぐだけで手軽に1杯分のコーヒーを淹れられちゃうんですよ。
また他の類似品と異なりフィルターの目が非常に細かく2重構造のため、抽出時にコーヒー粉の微粉を通すことなく味や風味の劣化もありません◎
コーヒー豆
コーヒー豆に関してはスーパー等でも購入できますが、せっかくならもう少しこだわってみるのもオススメですよ。というのもスーパーで購入できる豆は焙煎時期も豆を挽いた時期も分からないためです。
私がよく利用するのはショッピングモール等にも店舗がある「KALDI」。
KALDIでは常時数種類の豆を販売しており200g~購入することができるので色々な豆を試しやすいです。購入の際にお店で好きな細かさで挽いてもらうことができるのもありがたいんですよね~。
また季節ごとにオリジナリティのあるブレンドの豆も販売されたり、セールの時期にはお手頃価格で豆を購入できたりもするので頻繁に足を運んでしまいます!
ただし焙煎時期は分からないのでそこまでこだわりたくなった時には個人経営などより専門的なお店に行ってみましょう◎
ハンドドリップに必要なものが揃う+高品質なコーヒーを楽しめるサービス
ここまでハンドドリップに必要なものを紹介してきましたが、これらをまとめて揃えられて、なおかつ高品質なコーヒーを自宅にいながら楽しめるサービスが開始されたのでご紹介します。
まだ味わったことのないコーヒーと出会えるコーヒーサブスクPostCoffee【ポストコーヒー】
このPostCoffeeは最高品質のスペシャルティコーヒーを定期的に自宅に届けてもらえるサブスクです。
国内外合わせて30以上のコーヒーロースターと提携しているため、今までに味わったことのないような新しいコーヒーにも出会えるチャンスです。
またオススメのコーヒーを診断してくれるサービスもあるので初めてハンドドリップを始める方でも迷うことなく安心して始められますよね!
今なら数量限定でドリッパーやペーパーフィルターも付いてくるとのことなので、ハンドドリップに必要な道具も一気に揃えられる大チャンスですので要チェックですね◎
持っていると便利・楽しいハンドドリップコーヒーの道具
前項ではハンドドリップにホントに最低限必要な道具を紹介しましたが、続いては持っていると便利だったりドリップが楽しくなる道具を紹介します。
やはりせっかくハンドドリップに挑戦するならより本格的により美味しいコーヒーを淹れたいと思うはずです。
実際にはこれ以外にもっと道具はありますが、趣味として楽しむ方は先ほど紹介した必需品に加えてここまで持っておくのが個人的にはオススメです。
私も初めてハンドドリップを始めた際には先ほどの必需品に加えてこの3点を購入しました!
ミル
ミルはハンドルをくるくる回してコーヒー豆を挽くあの道具です。やはり憧れの1つですよね。
ミルは大きく手動と自動がありますが、はじめの内は挽く作業まで楽しんで欲しいので手動を選びましょう。
また臼の部分は丈夫なセラミック製で挽き目(粗さ)を調節できるものがオススメです。
セラミックコーヒーミル・スケルトン(ハリオ)
私が知る中で初心者に最もオススメのミルです。セラミック製で挽き目調整可能な上に蓋が付属しておりそのまま保存容器として挽いた豆の保存が出来るという優れもの‼全て丸洗いも可能です!
ここまで本格的かつ便利な機能を有していながら低価格のコスパ最強のミルなんです◎
ただし挽く時にしっかり底部を抑えておかないと若干安定感に欠けるなという印象があり、大量の豆を挽こうと思うとけっこう腕が疲れます。でも1~2人分程度なら問題ないですよ◎
ドリップケトル
ドリップの際にお湯を注ぐための道具です。ポットなどでお湯を注ぐとどうしても勢いよくお湯が注がれてしまい繊細なドリップには適しません。
ドリップケトルを使用すればお湯を一定の量でなおかつ細く注ぐことが出来るため、自分が思った通りの繊細なドリップに繋がりますので持っておきたいアイテムです◎
ちなみに最近のポットには「ドリップモード」があるものもありますが、やはり勢いが強く流量も安定しないためオススメできません。
V60ドリップケトル・エアー(ハリオ)
お湯を注ぐためだけにいきなりカッコいいドリップケトルは躊躇してしまう…という方には安価で便利なこちらがオススメです。
一見ただの軽量カップのようですがしっかりと細い線でお湯を注げるためポットややかん等で注ぐのとと比較したら雲泥の差です。
強いて欠点をあげるとすればしっかりしたケトルと比較して保温性がないということくらいです。
大きくないため場所も取りませんし、純粋に水を測るのにも使えます(水・お湯以外はオススメしません)。他のどのケトルよりも圧倒的に洗うのが楽なのも嬉しいポイントといえます。
ドリップスケール
コーヒーをドリップする際に抽出された量や抽出の時間等を計るための道具です。キッチンスケールにストップウォッチ機能が付いたようなイメージです。
「コーヒーは感覚を頼りに淹れる職人技」というイメージの方もおられるかもしれませんが、実際には「決まった速度・タイミングで決まった量を抽出していく」のが美味しいコーヒーを淹れる近道です。
このドリップスケールを使用することで正確な抽出を行うことが可能となるのです◎
V60ドリップスケール(ハリオ)
ハンドドリップに必要な機能がしっかりとついており、初心者だけでなく上級者やプロも使用する本格的なドリップスケールです。
もちろん一般的なキッチンスケールで計りながらストップウォッチ等を使用しながら淹れることも可能ではありますが結構大変です。多少値が張りますが余裕がある方は購入して損はありませんよ◎
コーヒーのハンドドリップ~基本の方法~
ハンドドリップの基本の方法(手順)をまとめます。
なお全行程が今回紹介した道具を使用することで行うことが可能です◎
準備
- 使用するカップやドリッパー等は湯通しして温めておく。
- 1杯(160cc)として約12gの粉を準備。
- ドリッパーにペーパーフィルターをしっかり取り付ける。
- コーヒー粉をドリッパーに入れて表面が出来るだけ平坦になるようならす。
- スケールにカップを乗せて値を0に合わせる。ドリッパーをカップに乗せる。
(コーヒーサーバー使う方はカップではなくサーバーを乗せる。) - 沸騰したお湯をドリップケトルに移し替える。
(移す作業を経ておおよそ適温(95℃程度)になる。熱すぎ冷めすぎは味や風味に影響する。)
ドリップ
- ケトルから20cc程度の湯をコーヒー粉全体に「の」の字を描くようにかけて蒸らす。(約30秒)
- 湯を中心から「の」の字を描くように優しく注ぎ中央が膨らんできたら手を止める。
(膨らみが崩れないよう、フィルターに直接湯がかからないように繊細に行う。) - コーヒーの成分が抽出されて膨らみがおさまって平坦になってきたら再度湯を注ぐ。
- 同様の工程を繰り返しすが、ドリップの全工程は2分半~3分程度で行うようにする。
(前半は湯量を少な目、後半にかけて湯量を増やしていくイメージで行う。) - スケールの値を確認しながら必要な量が抽出できたら最後まで落とし切らずにドリッパーを外す。
(最後の方は薄い上に表面のアクは雑味の元になるため落とし切りは厳禁!)
まとめ
これから初めて趣味としてコーヒーのハンドドリップを始める方に必要な道具の紹介と基本の淹れ方を紹介しました。
ハンドドリップに最低限必要な道具とあるとより便利で楽しくなる道具はそれぞれ以下の通りでした。
まずは今回紹介したような汎用的な道具と基本の淹れ方でハンドドリップを始めてみて、もっとこだわりたい!深く追求したい!と思ったら自分に適した道具等を揃えていってみてはいかがでしょうか?
本記事をご覧になった皆さんが日々のコーヒーをもっと楽しんでいただけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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