こんにちは、なもすけです。
2024年7月9日に東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドがクルーズ事業(ディズニークルーズライン)に取り組むことが発表されましたよね!
ディズニーが好きで「ディズニークルーズ乗ってみたい!」と思いつつも、様々な理由で乗船を見送ってきたという方も多いのではないでしょうか?
また今回の発表を受けて「夢のディズニークルーズ乗船が現実的になる!」という方も多くおられると思います。
かくいう私も新婚旅行で1度だけディズニークルーズに乗船したことがあり「あのような夢のような経験は2度と出来ないだろうな」と諦めていましたが、今回の発表で再びクルーズ熱が高まっています(笑)
クルーズでは「出来ることなら何度でも乗船したい‼」と思えるほど夢のような時間を過ごしました◎
本記事ではディズニークルーズの費用など今回の発表で明らかになっている情報をまとめ、実体験をもとに日本でクルーズが就航することのメリット・デメリット等をお伝えします。
この記事は主に
といった方にオススメの内容です。
日本版ディズニークルーズに関して公開されている情報
運行開始時期は?
2024年7月9日に公開された情報では日本版のディズニークルーズは2028年度の就航を目指していると発表されました。
ちなみに東京ディズニーリゾート(TDR)を運営元であるオリエンタルランドでは今回のクルーズ事業を「テーマパーク事業」「ホテル事業」に次ぐ第3の柱と位置付けて取り組んでいます。
約4年のという年月をかけて準備される日本版のディズニークルーズに大きな期待を寄せていることが伺い知れますね◎
費用(料金)は?
料金は1人当たり約10万円~30万円(2~4泊)を想定しているようです。
ちなみに私がクルーズ船「ドリーム号」に乗船した時の費用はオプション等を含まないで約1960$/大人2人でした。当時の為替で計算すると20~25万円くらいです。
一見すると「料金が高いな…」と思われるかもしれませんが、この料金だけを見て「自分には無理かな」と諦めてしまうのは非常にもったいない‼
というのもディズニークルーズの利用料金は以下のようなものが全て含まれた料金設定となっているため過ごし方次第ではむしろお得と言っても過言ではないのです。
(※一部追加料金が必要な施設や飲食もあります)
いかがですか?
ディズニー好きな方にとって豪華なディズニーのクルーズ船に乗るだけでも特別なことなのに、さらにこんなにも様々な体験が出来てしまうのです!
自分自身あるいは家族や友人とのご褒美として利用するなら決して高額過ぎるということはないのではないでしょうか。
クルーズの大きさはや航路は?
日本版クルーズはこれまでにディズニー「ウィッシュ号」を含む3隻のディズニークルーズを世に送り出してきたドイツの「Meyer Werft(マイヤーヴェルフト)社」が造船することが決定しています。
すなわち日本版クルーズは「ウィッシュ号」の姉妹船として造船されることを意味し、「ウィッシュ号」で培われたノウハウが活かされた素晴らしいクルーズ船が出来上がることは間違いありません!
なお現在得られる情報から分かる新クルーズ船とウィッシュ号の比較は以下の通りです。
新クルーズ船 | ウィッシュ号 | |
総トン数 | 14万トン | 14.4256万トン |
サイズ(全長、全幅、高さ) | ? | 341m 、39m 、67m |
デッキ数 | ? | 15デッキ |
客室数 | 1250室 | 1254室 |
旅客定員 | 約4000人 | 4000人 |
乗組員数 | ? | 1555名 |
航路については当面は首都圏の港を発着する2~4泊の行程とされています。
その航海の間で海外の港への寄港があるのか、今後首都圏以外からの発着も予定されているのかについては今の時点では明らかになっていません。
特に海外の港への寄港の有無についてはパスポートが必要かどうかにも関わるので、重要ですよね。そのあたりの情報が追加公開されるのを楽しみに待ちましょう◎
どんな作品が登場するクルーズ船になる?
実際に楽しむ上ではどんな作品をモチーフにした、あるいはどのようなテーマを持ったクルーズ船になるのかは最も気になるポイントであるといっても過言ではありません。
これまでの主なクルーズ船で取り扱われている作品は以下の通りです。なお、どの船でもミッキーやミニーをはじめとする主要なキャラクターは登場するので割愛しています。
(以下で述べる「ローテーションダイニング」とは乗船中に日替わりで利用するレストランのことです)
いかがでしょうか?それぞれのクルーズ毎に特色があることがお分かりいただけると思います。
個人的に注目なのがカリブ海航路を就航するトレジャー号です。他の船にはない「リメンバーミー」や「モアナと伝説の海」といった作品が登場しており、航路と作品がリンクしているなと注目しています。
これを踏まえると、日本版のクルーズでは日本での人気作品はもちろん「日本」らしさや「アジア」らしさを感じられる作品が登場するのでは?と予想しています。
個人的には「ベイマックス」などが人気もあり日本らしさもある作品だなと思っています♪
まだまだクルーズの詳細に関する情報はありませんが、このようなことを予想しながら新たな情報を待つのも楽しみの1つですよね◎
日本でディズニークルーズが就航するメリット
安心感がある(言語・費用など)
私の経験を踏まえて言うならば安心感こそが最大のメリットと言っても過言ではないです!
まず言語として日本語が通じるということは安心に繋がります!アメリカのディズニークルーズでは乗船前~乗船中、基本的に日本語は通じないですし、船内の案内やパンフレット等も全て英語です。
(ただし宿泊する部屋には日本語の案内が準備されています)
特に不安だったのは出航前の全員参加の避難訓練「Guest Assembly Drill」!決まった時刻に決まった場所に集合して行うのですが、説明も避難訓練も全て英語なんです‼出航前からドキドキでした。
何とか切り抜けましたが、正直完璧にこなせたかと言われると…。私のように英語力に自信がない方にとっては言葉の壁の高さを感じてしまうと思います。
日本発のクルーズ船であれば基本的な言語は英語&日本語になるのではないかと思いますので、私のように言語で不安を感じる方には大きなメリットであると言えますよね。
また費用の面でも日本円基準のため為替に敏感になる必要がないと予想されますし、海外ならではの文化(チップなど)も日本人でも対応しやすいよう配慮されるのではないでしょうか◎
予定が立てやすい
海外のディズニークルーズに乗船するためには当然ながら出航時刻に合わせて現地に到着する必要があります。
私の場合はアメリカ フロリダの港「ポートカナベラル」から出航するクルーズに乗船したのですが、成田空港からフロリダまで飛行機での移動に約22時間(乗り継ぎ時間含む)もかかりました。
さらにフロリダで1泊した後ポートカナベラルに向かう行程だったため、乗船までに丸1日以上を要しました。全行程の中でも「移動時間」が大きなウェイトを占めたのです。
限られた日数での旅行なので移動時間の多さが地味に辛かったです。。。
国内でのクルーズ旅行であれば長くても数時間の移動で港まで到着できるので予定が立てやすいですし、その分楽しいことに時間を費やすことができますよね◎
「夢のクルーズ旅行」ではなく、より身近なレジャーになる
前述した言葉の壁や移動時間だけでなく、乗り継ぎや入国審査、為替、持ち物などなど…やはり海外旅行慣れしていない人にとっては些細なことでも高いハードルになり得てしまうんですよね。。
機内に持ち込める物が何か、入国審査で引っかかるものは何か、乗り継ぎはどうするのか…
旅行前は本当に右も左も分からないような状態で当日も不安いっぱいでした笑
そんなマイナスなことを考えていると「やっぱりクルーズ旅行は自分とは住む世界が違う人が行くものなのかな」とディズニークルーズを諦めてしまう方もいるではないでしょうか?
やはり国内発着の安心感や手軽さがディズニークルーズを「夢のクルーズ旅行」ではなく、「より身近なレジャー」として定着させてくれるものと確信しています!
日本でディズニークルーズが就航するデメリット
本場のディズニークルーズと全く同じ経験は出来ない可能性がある
国内でディズニークルーズ旅行が体験できることはメリットである反面、これまでのディズニークルーズが好きな方々にとっては物足りなかったり、何か違うと感じてしまうかもしれません。
うまく表現できないのですが、海外の方々はプールやアクティビティでの楽しみ方、食事の取り方1つ取っても心の底から休暇を楽しんでいるような印象を受けたのです。
日本人は休暇であっても常に時間や予定を気にしていたり、周りの目が気になったりする方も多いので、海外のような開放的なイメージとはまた異なった雰囲気になるかもしれません。
時間を気にせずプールサイドでただ横になっているだけの方やテラス席で飲食を楽しむ方、果物をかじりながら歩いている方、こども達とプールを楽しむ方、それぞれの時間の過ごし方を心から楽しんでいるようでした!
また日本のディズニーは映える写真にこだわる方や熱烈なディズニーファンの方も多く、あらゆる場所で並んだり場所を占領して写真を撮ったり、数時間前からショーの場所取りをする方も多いです。
このような特徴がクルーズにおいて日本人比率が高くなると影響が出てくるのではないかと危惧しています。
クルーズ内あらゆる場所で写真を撮るために場所を占領されてしまうといったこともあるかもしれません。また多くのキャラクターグリーティングが行われるのですが、それらは長蛇の列になるでしょうし、写真を何枚も撮られる方も多いので混雑することもあるかもしれませんよね。
海外からの利用客も非常に多く訪れることが予想される
日本発着のディズニークルーズには海外、特にお隣の韓国や中国などからの旅行客が多く訪れることが予想されます。
当然オリエンタルランドでもこれらの国々からのインバウンドを意識したマーケティングを行っていくと思われます。
しかしそのような海外からの旅行者が国内の他の観光地などで何かとトラブルを引き起こすニュースなども耳にするので、やはり多少は影響があるかもしれません。
また必然的に船内ゲストのアジア人比率が高くなると思われますので、やはり他のディズニークルーズとは異なった雰囲気のクルーズになると言えそうです。
まとめ
ディズニークルーズの費用など今回の発表(2024.7)で明らかになっている情報は以下の通りです。
また私の考える日本版ディズニークルーズのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・言語・費用などの面で安心感がある ・国内での移動で済むので予定が立てやすい ・敷居が低くなるので「夢のクルーズ旅行」では なくより身近なレジャーになり得る | ・本場のディズニークルーズと全く同じ経験は 出来ない可能性がある ・海外からの利用客も非常に多く訪れることが 予想され、それに伴うトラブルも起こり得る |
デメリットとしていくつか挙げはしましたが、やはり国内でディズニークルーズを体験できるということ自体が圧倒的なメリットであるということは間違いありません!
現時点ではまだまだ先の話ではありますが、新しい情報の公開を期待しつつ2028年のクルーズ就航の日が訪れるのを楽しみに待ちましょう◎
最後までご覧いただきありがとうございました。