こんにちは、なもすけです。
簡易的に抱っこの補助が出来るヒップシートは通常の抱っこ紐よりも簡便に使用できて利便性が高く、セカンド抱っこ紐として人気が高いです。
中でもポルバンのヒップシートは汎用性が高く使いやすいため口コミ等でも高評価を獲得しており、現在愛用している、あるいは購入を検討されているという方も多いのではないでしょうか。
実際に私も2人のこどもの育児でセカンド抱っこ紐として愛用していますが、当初オプションのシングルショルダーは購入せずに純粋にヒップシートとして使用していました。
後々シングルショルダーを購入したのですが、結論から言うと初めから購入しなかったことを後悔するくらいに便利なアイテムでした!
この記事ではポルバンヒップシート シングルショルダーの基本的な使い方やメリット・デメリット、そして役に立ったと実感したシチュエーションを体験談を交えて解説します。
本記事は主に
といった悩みのある方にオススメの内容になっています。
シングルショルダーの使い方
基本構造
ポルバンのヒップシート用オプションパーツであるシングルショルダーは画像のように主に
- 肩~首にかけるベルト
- こどもを支える本体部分(メッシュ生地)
- ヒップシートと連結するためのジョイントパーツ部分
の3つのパーツで構成されています。
もちろんベルトパーツは長さの調整も可能ですよ。
ジョイントパーツはバックルとファスナーの2重の接続(ダブルロック)になっています。使用中に部品が外れてしまってこどもが落下するという万が一の事故の心配も少ないですね。
実際の使用方法
ヒップシートの座面下にあるポケットのファスナーを開くと画像のようにベルト接続用のバックルとファスナーがあります。
シングルショルダーのジョイントパーツとヒップシートのファスナー&バックルを接続します。そうするとシングルショルダーとヒップシートがしっかりと固定されます!
ヒップシートのポケットのファスナーを閉めると画像のようになります。
ちなみにシングルショルダーを使用しない時はポケットの中に丸めて収納しておくことができ便利です。
普段ポケットを収納として使用しない方は常にベルトを接続した状態にしておくと便利ですよ!私も常につけっぱなしにして使用しています!
シングルショルダーのメリット・デメリット
メリット
抱っこ中に手を離すことができる
やはり使用して一番便利だと感じたのは抱っこ中に手を離すことができることです。
使用したことがある方は分かるかもしれませんが、基本的にヒップシートのみでの使用時はこどもから手を離すことは出来ません。仮に出来たとしても危険が大きいです。
あくまでもおしりを支えているだけの状態ですので手を離す=こどもは後ろや横に倒れることになります。
しかしシングルショルダーを使用していれば通常の抱っこであれば片手あるいは短時間であれば両手を離すことも可能ですよ。
(公式でも手を添えることを推奨していると考えられます)
抱っこが安定する
シングルショルダーを使うことで抱っこの姿勢が安定しやすいです。
ヒップシートのみでの使用時は片手(あるいは両手)でこどもの背中を支えている状態のため安定しているとは言えません。
それに対してシングルショルダー使用時はメッシュ生地部分全体すなわち面でこどもの背中を支えるためこどもの姿勢が安定しやすいです。
もちろん後ろには倒れませんが横には抜け出しやすいので手での支えは必須なのでご注意ください。
抱っこする側の負担も軽減
シングルショルダーの使用で抱っこする側の負担も大きく軽減されます。
ヒップシートのみでの使用時は抱っこの負担は主に腰にかかってくるかと思います。
これが地味にダメージがあってこどもを降ろした後も腰に違和感が残ることもしばしばでした。
それに対してシングルショルダーを使用した場合は腰だけでなくベルトをかけている首~肩にも分散されるため腰への負担が圧倒的に少ないのです。
長時間の抱っこでもストレスが少ない
これは今までのメリットの相乗効果でもありますが、シングルショルダーの使用で長時間の抱っこのストレスは圧倒的に少なくなります。
もちろん長時間の抱っこになることがあらかじめ分かっている場合には初めからしっかりとした抱っこ紐を使用するかと思います。
しかし「普段は歩くこどもが眠ってしまった」「思っていたよりも用事に時間がかかってしまった」等の理由で想定外に長い時間抱っこすることになる場合もありますよね。
そのような場合にもシングルショルダーがあるだけで比較的楽に長時間抱っこすることができます。
デメリット
手での支えが完全に不要になるわけではない
シングルショルダーを使用しても完全に手で支えなくてよくなるわけではありません。メリットでも述べた通り公式でも手を添えることを前提にされているようです。
シングルショルダーの使用で後ろへの落下は起こりませんが、構造上横方向へはすり抜けやすく落下の危険は十分にあります。
そのため使用に際しては十分に注意が必要です。
ヒップシートの収納が減る
シングルショルダーの使用でヒップシートのポケットが使用できなくなります。
ポルバンのヒップシートは元々収納が3ヶ所と少ないのですが、その内の1つのポケットがシングルショルダーと接続するため使えなくなってしまうのです。
しかし収納に関してはスマートフォンや小さな財布が入るくらいのスペースしかありません。
そもそも使用していないという人も多いようですし、個人的にはデメリットというほどではないかと思います。
シングルショルダーが役に立ったシチュエーション
こどもとのお買い物には必須‼
こどもを連れてのスーパーへの買い物などにはなくてはならないアイテムだと感じています。
ヒップシートのみで使用していた時にはこどもから手を離すことが出来なかったため、買い物カゴを持つ、カバンから財布を取りだす、袋に詰める等々の動作が出来ませんでした。
そのため買物の際にはヒップシートではなく抱っこ紐を装着して取り付ける、あるいはベビーカーを取り出してこどもを乗せるといった手間がかかっていました。
しかしシングルショルダーがあればそのような問題が解決されるので買物でも気楽にヒップシートを使用することが出来るようになりましたよ。
テーマパーク等へのお出かけにも!
シングルショルダーがあれば長時間の抱っこが楽に行えるようになり、またヒップシートの手軽さもあるため抱っこ⇔降ろすの繰り返しの多いテーマパークのようなレジャーにはもってこいです。
実際に私もディズニーランドやアンパンマンこどもミュージアムなどに出かけた際にはシングルショルダーを使用して1日過ごしましたが抱っこの負担は大幅に軽減されました。
特に「移動の時間にこどもを抱っこしてアトラクションで降ろす」の繰り返しが多いシチュエーションではヒップシート×シングルショルダーの組み合わせが最適であると言っても過言ではありません。
当ブログのアンパンマンこどもミュージアムに関する記事でもポルバンヒップシート×シングルショルダーが役立つことを紹介しています。
前向き抱っこにも役立ちます!
ヒップシートはその構造上、単独での前向き抱っこにはあまり適さないと考えています。もちろんできないわけではありませんが両手での支えが必須です。
しかしシングルショルダーを使用することで胴体~股の部分を支えてあげることが出来るので前向き抱っこが容易に安定して行えます。
これもテーマパークや動物園・水族館などのレジャーの際にとても役立つため、シングルショルダーを購入してからはそのようなシチュエーションでの使用頻度はヒップシート>抱っこ紐になりました。
ただし通常の使用時と同様に抱っこ中には手を添えてあげる必要がありますのでご注意ください。
まとめ
ポルバンヒップシートのシングルショルダーについて使い方やメリット・デメリット、そして体験談として便利だったシチュエーションを紹介しました。
使用方法は非常に簡単で、なおかつ大変便利であることをお伝えできたかと思います。日常生活でも大活躍する便利アイテムです。
なお主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・抱っこ中に手を離すことができる ・抱っこが安定する ・抱っこする側の負担も軽減 ・長時間の抱っこでもストレスが少ない | ・手での支えが完全に不要になるわけではない ・ヒップシートの収納が減る |
この記事をご覧になった方にとって何かのお役に立てば幸いです。
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