こんにちは、なもすけです。
こども、特に乳幼児のおもちゃとして「積み木」は定番であり外すことのできない選択肢の1つですよね。我が家にもこどものために買ってあげたものから、お祝いで頂いた物まで数々の積み木を所有しています。
しかし実際に積み木を選ぼうと思って探してみると国内外含めて莫大な数の積み木があり、どのような基準で、どのような積み木を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
インターネットで検索してみるとたくさんの積み木がヒットしちゃって悩んじゃうよ…
私の実際の使用経験も含めて積み木選びのお手伝いをさせてください!
この記事では我が家で使用経験のある積み木の中から特におすすめな4製品について、そのオススメポイントや注意点等を解説しています。
ぜひご覧になって頂き、こどもへのプレゼントあるいはご出産祝いに積み木を選ぶ場合のご参考にしていただければ幸いです。
この記事では主に
といった方に向けて解説しています。
積み木選びのポイントと注意点
まずはオススメのご紹介をする前に積み木を選ぶ上でのポイントや注意点を簡単に解説します。
一言で「積み木」といってもその「素材」「大きさ」「色」「形状」など実に様々な製品が存在しますのでそれぞれ解説していきます。
素材
積み木の素材ですが、基本的には文字通り「木材」を素材としたものが多いです。しかし、この他にも「布」や「プラスチック」の素材のものなども販売されておりそれぞれに特徴があります。
- 木材
適度な重みと丈夫さがあり、積み上げる時にも安定感がある。また木材ならではの温もりが感じられるものも多い。
種類が非常に多く選択肢が豊富な反面、類似した製品も多く安価~高価なものまで様々で選ぶのに苦労する。硬く重量もあるため乳児が使用する際には注意が必要。 - 布
柔らかく肌触りもいいものが多いため特に乳児期のおもちゃとしておすすめ。感触が異なるものや音のなるもの等、こどもが楽しめる工夫のある製品もある。一般的に高く積み上げて遊ぶのには不向き。 - プラスチック
比較的軽く、木材のものと比較すると安価なものが多い。製品により頑丈さや耐久性等が異なる。一般的な「積み木」というよりも「レゴブロック」のような知育玩具が多く、しばしば小さいパーツが含まれる。
大きさ
大きさは乳児向けの掴みやすい大きなものから小さなパーツが含まれるものまでさまざまある。乳幼児向けに購入する場合には基本的には丸ごと口に入れることのできない大きさのものを選択すると安全に遊ぶことができます。
色
色については、塗料を使用しているかしていない(木材であれば木目を活かしている)かのどちらかです。
やはり小さいうちは何でも口に入れてしまうので、比較的安全な塗料(無毒性水性塗料等)が使用されているか、また無塗装の場合も汚れ防止の塗料やオイルが使用されていることもありますので、そのような点に注意して選択していくと安心して使用できるかと思います。
(本記事でご紹介する製品はどれも安全性が確認されている製品です)
形状
基本的には四角(立方体・直方体)や三角(三角柱・三角錐)、丸(円柱)などの形状が多いです。
しかし複雑な形状をしているものもあり、特に知育効果の高い製品などによく見られます。形状についても実際に遊ぶこどもの年齢(乳児or幼児、何歳ごろまで遊ぶか等)や遊び方(掴んだり並べるだけor高く積んだり複雑な形状に制作するか)を考慮して選択するとよいかと思います。
それでは私が実際にお勧めしたい積み木の紹介を行っていきます!
ふわふわアニマルブロック~かわいくてふわふわ~
オススメ1つ目は株式会社エド・インターの「ふわふわアニマルブロック」です。かわいい動物を模した布製の柔らかいブロックで、重量も軽く新生児~乳児期前後のこどもの初めてのおもちゃにもうってつけです。布製なので手洗いすることもできるため衛生的に使用可能です。
おすすめポイント
実際にこどもが使用した経験からオススメポイントをお伝えします。
- 形状やギミックが多彩で遊び飽きない
例えばゾウのブロックは四角で耳がパタパタ動かせたり、クマのブロックは円柱型で転がして遊ぶことができたり、幼いこどもが飽きずに夢中になれる工夫がいっぱい詰め込まれているなと感じました。
我が家の場合は生後半年~1歳くらいに特にお気に入りだったのがキリンとインコのブロックで、握るとビニールの「シャカシャカ」という音が鳴り大喜びしていたのを覚えています。泣き止まない時にこの2つを同時にシャカシャカすると泣き止んでくれる時期があったほどです! - 動物のモチーフで愛着が湧きやすい
基本のセットに含まれるのは、ゾウ・キリン・クマ・ウサギ・インコ・ネズミ・ネコの7種類です。成長して動物を認識できるようになってくるとお気に入りの動物(色)を選ぶようになったり、「ママ・パパはこの子ね」(実際には喋れてないですが)といった感じでおままごと風の遊びをすることもありました。こどもの感性を鍛える意味ではとても効果的だったのではないかと思っています。
注意して欲しいポイント
本製品を検討するうえで注意しておいて欲しいポイントをお伝えします。(個人の感想です)
それはこどもが成長すると興味を示しにくくなる(可能性がある)という点です。
理由は布製のため高く積み上げるような遊び方に不向きであり、また7個しかなく動物ならではの色・模様もついているため「積み木で何かを作り上げる」といった遊び方に不向きであるためです。
我が家でもこどもは成長するにつれてより個数が多く、積み上げやすい積み木で遊ぶようになっていきました。
したがって本製品については上述したように新生児~乳児期前後のはじめてのおもちゃとして購入するのがオススメです。
ベビーキューブ~優しい音色♪1歳半検診の練習にも~
オススメ2つ目はドイツのジーナ社製「ベビーキューブ」です。ジーナ(SINA)社は「おもちゃ発祥の地と言われるドイツ・エルツ地方で1991年以来上質な木製玩具を生産している会社」で、世界中で愛される木製おもちゃを生産している企業です。
本製品は異なる6色のブロック×2個ずつの計12個セットの積み木で、最大の特徴はブロックを振ると各色のブロック毎に異なる音色の音が鳴る点です。生後半年以降に使用可能な製品です。
ベビーキューブについては別記事で詳しく解説しておりますのでご興味のある方はご覧ください。
おすすめポイント
実際にこどもが使用した経験からオススメポイントをお伝えします。
- 鮮やかな配色と優しい音色
乳幼児期には五感や感性が育まれるそうですが、ベビーキューブの配色には思わず目が奪われてしまうようで興味津々に触れて、そして様々な音色を楽しんで遊んでいるようでした。
それは大人にとっても決してうるさくない優しく心地よい音色でしたが、こどもの好奇心を刺激し「聞く力」を鍛える効果があるようです。
ジーナ社の「こどもの感性を育てる、繊細な感覚に共鳴する」という探求心が成せる完成度の高い知育玩具であると思います。 - ちょうどいいサイズ感と手触り、重量
1歳くらいのこどもの手にちょうどいいサイズ(4cmの立方体)と手触りに仕上げられており、また木製のおもちゃでありながらも内部が空洞であるため軽量でありこどもが掴んで遊びやすいようでした。シンプルな立方体なので積み重ねて遊ぶのにも非常に適しています。
(我が家では実は1歳半検診の積み木練習もこのベビーキューブで行いました!)
注意して欲しいポイント
本製品を検討するうえで注意しておいて欲しいポイントをお伝えします。(個人の感想です)
ベビーキューブは優しく心地よい音色が特徴ですが、強く振っても大きな音は鳴りません(例をあげるならラトルおもちゃよりも小さく優しい音です)。
そのため、例えば音楽に合わせてマラカスやラトルのような使い方を考えている場合にはやや不向きです。
ただし私自身はとても良い製品で気に入っておりますし、我が家ではこの点はマイナスとは思いませんでした!
Naef Spiel(ネフスピール)~世界で愛される至高の名作~
オススメ3つ目はスイスのネフ社製「Naef Spiel(以下ネフスピール)」です。ネフ社はヨーロッパで長く愛され続ける玩具メーカーで、この木製のブロックであるネフスピールは「こどもから大人まで遊べる本物の玩具」として世界中で有名な製品です。
4色×4個の計16個セットで、唯一無二の独特の形状が特徴的な製品です。この特徴的な形状によって単純な積み重ね遊びから複雑な創作までこなすことができ、乳幼児から小学生でも自信をもってオススメできます!ネフスピールについて詳しく解説していますので興味のあるかたは是非ご覧ください。
おすすめポイント
実際にこどもが使用した経験からオススメポイントをお伝えします。
- 独特な形状がなせる遊びのバリエーション
ネフスピールの独特な形状により単に床に並べるだけ、あるいは色々な積み方で積み上げることで実に様々な形状を作り出すことができます。
「何に見える?」「○○作ったよ」と遊びながらこどもの想像力を鍛えられます。
複雑な形状のため「幼いこどもは上手に積んだりできないのでは?」と思われる方もおられるかもしれません。しかし積み方に次第では複雑な形状のおかげでお互いがしっかり噛み合うため、むしろ立方体の積み木よりも積み上げは容易に行えました。
- 複雑な造形への挑戦
こどもが成長するのに合わせて、より難易度の高い複雑なパターンに挑戦するという遊び方もできます。世界中で愛されるネフスピールは様々なパターンが考案されており、それらのパターンをまとめた冊子もあるほどです。
中には大人でも容易には完成できないパターンもあり、それらに親子で挑戦するという遊び方が特にオススメです。我が家では執筆当時3歳の長女と「キリン」のパターンに挑戦し、親子で協力しながら遊ぶのはとても楽しかったですよ。
注意して欲しいポイント
本製品を検討するうえで注意しておいて欲しいポイントをお伝えします。(個人の感想です)
- 鋭角な部分があり注意が必要
ネフスピールの特徴的な形状は上述したように遊ぶ上での多大なメリットを生み出す反面、ブロック本体にやや鋭角な部分があります。
乳児など幼いこどもに遊ばせる際にはけがをしないように十分に注意して見守る必要があります。 - 角の色落ちが気になる
これは我が家の遊び方に問題があるのか、はたまた角が多い形状が影響しているのかはわかりませんが、ブロックの角の色落ちがしやすいように感じます。
上記の2点を踏まえて特に問題がないのであれば、個人的に強くオススメしたい積み木です。
(理由はコチラの記事で解説しています)
音いっぱいつみき~様々な色や形に興味津々です~
オススメ4つ目は1つ目に紹介した「ふわふわアニマルブロック」と同じエド・インターの「音いっぱいつみき」です。丸・三角・四角の形状で大きさの異なるブロックそれぞれに鈴、ラトルといった音のなるパーツが組み込まれており、こどもを飽きさせない工夫が強く感じられる製品です。
おすすめポイント
実際にこどもが使用した経験からオススメポイントをお伝えします。
- 素材・大きさ・色・形状すべてが良いとこどり
様々な形状の木製ブロックに音のなるパーツが付いており楽しいだけでなく、小さいこどもでもつかみやすい大きめなサイズ設計です。
無地(木目)・色付き・模様付き全てが含まれており見た目にも楽しく華やかです。
さらに全ブロックの角が面取りされてすべすべに磨かれているという、非の打ち所がない完成度の製品です! - 名入れサービスがあり出産祝い等の贈り物にも最適
実はこの「音いっぱいつみき」は「名入れサービス」の対象商品であり、ブロックの1つ(あるいはお片付け用木箱)に名前を入れるサービスを受けることが出来ます!
実際我が家でも出産祝いとして名入りの本製品を頂きましたが、こどもの名前が入った世界で一つの積み木と思うと愛着が湧きますし、自分の名前が入ったおもちゃはずっと大事にしてくれるのではないでしょうか。
こどもへのプレゼントはもちろんご出産祝い等の贈り物にも強くオススメできる製品です(↓こどもの名前部分は隠しています)。
注意して欲しいポイント
本製品を検討するうえで注意しておいて欲しいポイントをお伝えします…と言いたい所ですが、先ほども書いたように非の打ちどころがありません。「迷ったらこれ」と言っていいくらいの製品であると考えています。(個人の感想です)
まとめ
実際に使用経験のある積み木から特におすすめな以下の4製品についてオススメポイントと注意して欲しいポイントを紹介しました。
- ふわふわアニマルブロック
- ベビーキューブ
- Naef Spiel(ネフスピール)
- 音いっぱいつみき
積み木は莫大な種類が存在するためどれを選べばいいか本当に悩んでしまうかと思いますが、本記事で紹介した内容が少しでもみなさんの積み木選びの手助けになれば幸いです。
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