こんにちは、なもすけです。
初めての子育てに合わせてジョイントマットの購入を検討される方も多いのではないでしょうか?
実際に私も長女が産まれる前にジョイントマットを購入して子育てを行った経験があります。
しかしこのジョイントマットは赤ちゃんの子育てをするにあたって本当に購入するべきでしょうか?
結論から言うと幼少期の子育てにジョイントマットを使用するのは個人的にはオススメではありません。
私も次女が産まれる時にはプレイマットに買い直しました!
本記事ではジョイントマットが赤ちゃんの子育てに必要ないと考える理由をメリットとデメリットを踏まえて解説しています。
この記事は主に
といった方にオススメの内容です。
赤ちゃんの子育てにおけるジョイントマットのメリット
まず子育てにジョイントマットを使用するメリットで考えられるのは以下の通りです。
ジョイントマットの主なメリットとして想像されるのはこのような内容かと思います。
これらのメリットは本当にその通りでしょうか??
私はこれらのメリットは「必ずしもその通りであるとは言えない」と考えています。
その理由を解説していきます。
ホームセンター等でも簡単に購入できる(?)
確かにホームセンター等で購入することが可能ですが、経験上気を付けておくべきことがあります。
私もホームセンターにてジョイントマットを購入した経験があります。しかしお店で気に入った商品を確認したところ「30cm四方マットが1パック9枚入り」が商品棚には3パックしかありませんでした。
私が想定していた使用方法では4パック以上は必要な計算だったので在庫確認をして頂いたのですが、近隣にも在庫はなく入荷には当分時間がかかりそうという回答でした。
このようにホームセンターでのジョイントマット購入は必ずしも必要数が手に入るとは限りません!
(事前に取り寄せ依頼をしたりネット購入を利用するのが安全な方法です)
比較的安価のため導入しやすい(?)
これも一見すればジョイントマットのメリットですが注意が必要です。
というのもジョイントマットは複数枚をパックにして販売されていることが多い商品です。
そして自分の必要な枚数に足りるように数パック購入するのが一般的でしょう。
仮に1パック9枚入り1000円のジョイントマットがあるとします。
目的の広さに敷くためには計40枚必要な場合は5パック購入しなければなりません。
つまり 1000円×5パック=5000円 で45枚購入することになります。
このようにお手頃な金額でなくなったり、無駄な余りのシートが発生することがあります。
このように必要枚数や単価によっては決して安価ではなくなってしまったり無駄な余りが発生してしまう可能性もあるんです。。。
目的の広さに応じて必要な分だけ購入して使用できる(?)
これに関しては確かにジョイントマットならではのメリットです。
ただし前述したように「必要数のマットが確保できるのか?」「必要数購入した場合に非常に高額にならないか?」といった点を踏まえて注意深く検討する必要があります。
硬い床と赤ちゃんとの緩衝材になる(?)
ジョイントマットの厚みは薄い物では1cm未満~厚い物でも2cm程度が一般的です。極厚として2cm以上の物もありますが、マットの単価は上がっていきます。
当然ながら衝撃の緩和を目的とするなら厚手(2cm)の物を選ぶべきです。しかし実際に使用した経験から言うと、厚手のジョイントマットであってもそれほどクッション性は感じませんでした。
もちろん赤ちゃんが直接床に頭や体をぶつけるのと比べればはるかに衝撃を吸収してくれますが、完全に保護できるほどのクッション性はないと感じています。
腰が座って1人座りするようになった時、あるいは掴まり立ちやよたよた歩きを始めた時の転倒から赤ちゃんを守るのには心もとない印象です。
床の冷たさが直接伝わりにくい(断熱効果がある)(?)
これに関しても一般的な厚みのものでは「床よりはまし」といった程度で最低でも厚手のマットでなければ効果は無いに等しいです。
また断熱効果や保温効果のあるマットがあるのでそれらを選ぶのが良いかと思われますが、やはりマットの単価が上がってしまい総額が高くなってしまう可能性があります。
また構造上マットとマットの間にはわずかな隙間があるため冷気を完全に遮断することは困難と思われます。
カワイイ模様やイラストの製品も多い
これに関してはまさにその通りでこどもの喜びそうな色や柄、イラストのマットも販売されています。
しかしよくよく考えてみてください。実際に生活・育児をする中でマットの色や柄を眺めることがあるでしょうか?場合によってマットの上に他のシートやマットを敷くことがありませんか?
正直に言うと色や柄にそこまでこだわる必要はなく、むしろマットの厚みや性能といったを優先すべきだと考えます。
改めてジョイントマットのメリットを見てみると・・・
さて、改めてメリットを確認してみるとどうでしょうか?
どれも屁理屈だと言われればそうかもしれませんが、私は実際にジョイントマットで新生児期~乳児期の子育てを経験してみて「これといったメリットはない」というのが正直な感想です。
さらに付け加えると「むしろデメリットが大きい」と思っており、これが私がジョイントマットをオススメしない最大の理由でもあるのです。
赤ちゃんの子育てにおけるジョイントマットのデメリット
それでは早速子育てにおけるジョイントマットのデメリットを解説します。以下の通りです。
使用経験がある方はみなさん共感できる内容ではないでしょうか?
そしてこれらは子育てをする上では非常に厄介で致命的なデメリットであると言えます。
ゴミ・埃などがジョイント部分の隙間やマットの裏に溜まる
ジョイントマットはとにかく隙間にゴミや埃が溜まります。そしてマットの裏にも気付かない内に髪の毛などが溜まっているのです。
マットの表面は掃除機で容易に吸い取れるのですが、マットの隙間や裏に入り込んだゴミは一筋縄ではいきません。。
もちろん念入りに掃除機をかければある程度は吸い取れますが、ジョイントマットはその仕様上隙間・繋ぎ目がとにかく多いので時間がかかってしまいます。
ただでさえ余裕がない子育ての日々で毎日の掃除にそこまで時間はかけられないですよね
そのような隙間のゴミや埃は掃除機でなかなか吸えないわりに赤ちゃんにとっては恰好の餌食になります。気付いたら握りしめていたり最悪口に入れていたりもするんですよ。
液体がジョイント部分の隙間に入ると拭き取るのが困難
ジョイントマットはとにかくジョイント部分の隙間が多いので万が一液体が入り込んだら一大事です。その周辺のマットを剥いで拭き上げなければならないのです。
「マットの上で飲み物なんか飲ませないから…」と考える方もいるかと思いますが、子育てにおいて液体が隙間に入り込むシチュエーションはそれだけではありません。
- あかちゃんがミルクを吐き戻した
- おむつ替えの際におむつを外したタイミングでおしっこをされた
- こどもの体調が悪くて急に嘔吐した
子育てをする上ではこのような想定外・突然のトラブルは日常茶飯事ですよね。
ただでさえこどものケアを行うのに手いっぱいな状態では丁寧な拭き上げは難しく、汚染がさらに広がったり染み付き・こびり付きの原因にもなってしまうのです。
1度敷いてしまうとマット下の掃除は手間がかかる
ジョイントマットを必要な範囲に敷き終わると、おそらくそれらを頻繁に外すことはないのではないでしょうか。
実際、子育てをしながら毎日マットを全て剥いで掃除しているという方は非常に少ないと思います。
しかしマットを剥がずに使用し続けるとゴミや埃がどんどん溜まるだけでなく、もう一つの大きな問題が起こってしまう可能性があるんです。
それはずばりマット裏のカビの発生です。
ジョイントマットの裏は湿気がこもりやすく、雨季~夏場、あるいはマットの上でこどもを寝せた、といった状況下では気付かない内にカビの温床と化してしまうこともあり得ます。
場合によっては家の床をカビと湿気でダメにしてしまう可能性も…
小さなこどもにとってカビは天敵と言っても過言ではありませんので、ジョイントマットを使用する場合にはそのような環境を作り出さないような工夫や対策は必要不可欠でなのです。
ジョイントマットは赤ちゃんの子育て用には適していない?
ここまで述べてきたジョイントマットのメリットとデメリットを踏まえて考えると、ジョイントマットが赤ちゃんの子育てにはあまり適さない製品であると言えますよね。
それでは赤ちゃんの子育て用にはどのような製品が適しているのでしょうか?
ズバリ以下のような特徴を持つマットが適していると考えます。
- こどもに対しての安全や快適さを重要視している
- 掃除やメンテナンスが楽にできる
このような特徴があるマットとしては『プレイマット』がオススメです。
ジョイントマットと比較するとプレイマットはややコストがかかる欠点がありますが、その使用感や満足度には定評があるんですよ!
私もジョイントマットからpopomiのプレイマットに買い換えましたが、価格はやや高額なものの使用してみると価格以上の価値があるなと思いました◎
(Carazとpopomiの違いは?プレイマットの仕様の違いも解説)
まとめ
子育てにおけるジョイントマットのメリット・デメリットを解説しました。
メリットは多く考えられますがそれらは「必ずしもその通りであるとは限らない」ということを解説しました。
またデメリットは多くはそれほどありませんが、全て子育てする上では致命的なものばかりです。
これらのメリット・デメリットを踏まえると、ジョイントマットはこども、特に赤ちゃんの子育てには適しておらずオススメできません。
なお、これらのデメリットを解決できる子育てマットとしてはプレイマットを使用することをオススメします◎
最後までご覧いただきありがとうございました。