こんにちは、なもすけです。
こどものイベントやおでかけ、あるいはアウトドア等さまざまな場面で大活躍するキャリーワゴン。
その中でも積載量が多く、高さ(長さ)のある物でも積みこむことが出来る2段式のキャリーワゴンは個人的にとても役に立つオススメなアイテムです。
おそらくこの記事をご覧になっている皆様は「2段式キャリーワゴンの購入を検討しているけど「Lysin」と「Pasinaz」どちらのメーカーが良いのかな?」と悩まれているのではないでしょうか?

私自身この2メーカーで検討した結果、「Pasinaz」で購入することに決めました。
【Pasinaz】2段式キャリーワゴンを使用者目線でレビュー

結論から言うと、どちらのメーカーも2段式キャリーワゴンとしては素晴らしい製品ではあります。しかしわずかに異なる仕様となっているため、目的・環境に応じて最適な方を選ぶ必要があると思います。
本記事では「Lysin」と「Pasinaz」それぞれの2段式キャリーワゴンの違い、そして目的に応じてどちらを選ぶべきかについてまとめています。
この記事は主に
といった方におすすめの内容です。
「Lysin」と「Pasinaz」の違いは?
共通点
「Lysin」と「Pasinaz」2メーカーの2段式キャリーワゴンの相違点をまとめていきますが、まずは両者に共通の特徴は以下の通りです。
このように両者とも2段式キャリーワゴンとしてのメリットは十分に備えていることが分かります。
基本性能
次は基本的な性能の違いをまとめます。
Lysin 2段式キャリーワゴン | Pasinaz 2段式キャリーワゴン | |
積載量 | 300L | 310L |
耐荷重 | 124kg | 200kg |
使用時サイズ(縦×横×高さ) | 50×90×108(cm) (下段はカバーを開けば126cm) ※高さはハンドル・タイヤ込み | 51×91×107.5(cm) (下段はカバーを開けば121cm) ※高さはハンドル・タイヤ込み |
収納時サイズ(縦×横×高さ) | 24×28×110 (cm) | 22×34×106 (cm) |
本体重量 | 16kg | 15kg |
このように仕様上は耐荷重に76kgの差があるようですが、それ以外の項目については大きな差がないと言って差し支えなさそうです。
キャリーワゴンの耐荷重については上限値ギリギリまで積載した状態だと凸凹道や段差を越える際の強い荷重に耐えられない可能性もあるので、少し余裕を持って検討すべきポイントです。
余談ですが、一般的にキャリーワゴンの注意書きには「人を乗せて使用しない」旨が記載されていますので、耐荷重・安全の観点からもこどもを乗せたりするのは控えましょう!
明確な違い
それでは気になる明確な違いについて解説していきます。
収納の仕様
両製品とも使用時の形状、折り畳み時の形状にほとんど差がありませんが収納の仕様が異なります。
まず「Lysin」ですが上段の底板がそのまま本体収納時のカバーになります。折り畳んだ状態から拡がらないよう固定するだけなので塵や埃を防ぐには上から被せるビニール等が別途必要になります。

画像のように取り外した底板を巻き付けるだけで収納できるのは魅力的ですね。カバーを被せても本体の折り畳み用のつまみが露出したままなので、立てて保管する際にも使い勝手が良さそうです。
対して「Pasinaz」は本体にすっぽり被せる専用カバーが付属しており、塵や埃等を防ぐことができるのが魅力です。
底板はカバーの側面ポケットに収納できますが、後述する「後ろハンドル」はカバー内に収納できないため別で保管しなければなりません。
また立てて保管する際は本体(15kg)を抱きかかえて移動させる必要があることも注意が必要です。(カバーの上のつまみを持ち上げるとカバーだけが外れてしまいます)

ここで解説した収納の仕様の違いは実際に使用する上での違いではないので、あくまでも参考程度に知っておいてくださいね。
オプションによる拡張性
これについてはかなり好みが分かれるポイントではないかなと思います。
公式のオプション部品による拡張性の高さに関しては「Lysin」側に軍配が上がります。
というのも「Pasinaz」に関しては2段式キャリーワゴンに対するオプション部品の展開はありません。
それに対して「Lysin」には以下のようなオプション部品が展開されているんですよ。
- 天板
- ランタンスタンド
- パラソル

アウトドアでの使用を考えると追加で購入したくなるようなオプションパーツばかりですよね◎
後ろから押す用のハンドル(後ろハンドル)の有無
最後は「後ろハンドル」の有無についてですが、「Pasinaz」のみが後ろハンドルが付いている仕様になります。
2段式キャリーワゴンは「多くの荷物を積みこんで1度で運搬できる」ことが最大の魅力と言えますが、その反面積み荷の重量は相当なものになりますよね。
高重量の荷物を前ハンドルのみで引っ張るのは意外と重労働ですし、段差や斜面において前ハンドルだけでワゴンをコントロールするのはかなり力が要ります。
そんな時に後ろハンドルは前ハンドルより本体をコントロールしやすく、2人いれば前後に分かれて負担を軽減することも出来るのでとっても便利ですよね。


私は運動会で使用した際、段差やちょっとした傾斜でワゴンのコントロールが効かなくなったので、後ろハンドルの偉大さを実感したものです。(詳細はコチラの記事で)
「lysin」の2段式キャリーワゴンがオススメなのは?
ここまで解説してきた特徴を踏まえて「Lysin」の2段式キャリーワゴンがオススメと考えられるのは以下のような方です。
やはり拡張性の高さ等も考慮すると製品としてはアウトドアでの使用をメインターゲットにされているのかな?と思いました。
耐荷重でやや劣ってはいますが、基本的なアウトドア用品1式を積む程度であれば超過することはないでしょうし、車から目的地(キャンプ場など)まで運搬するくらいなら苦労することもないかと思います。
よって上のような条件に該当する方には「Lysin」のキャリーワゴンがオススメですよ◎
「Pasinaz」の2段式キャリーワゴンがオススメなのは?
ここまで解説してきた特徴を踏まえて「Pasinaz」の2段式キャリーワゴンがオススメと考えられるのは以下のような方です。
やはり後ろハンドルがあるという点は最大のメリットであり、私のようにこどものイベントや遊びが主な使用用途の方にはこちらをオススメします。(コチラの記事も参考にごらんください)
上で述べているように一般道の段差や傾斜は決して侮ってはいけません。2人以上の十分な体力のある大人がいるのなら、前後に分かれてワゴンを操作するのが圧倒的に安全かつ安楽だと断言します。
また見落としがちなのが学校や公園でテント等を使う場合しばしばペグ(杭)が禁止されていることです。この場合は脚を固定するウェイトが必要になるため積み荷の重量が10~20kg跳ね上がるんですよ。
そのようなパターンでも耐荷重が大きく2人で操作できる「Pasinaz」がオススメであるといえます◎

まとめ
「Lysin」と「Pasinaz」2メーカーの2段式キャリーワゴンの違いについてまとめました。
耐荷重や収納方法、オプションパーツの有無、ハンドルの仕様といった点で違いがあることがお分かりいただけたかと思います。
「Lysin」の2段式キャリーワゴンがオススメなのは以下のような方、
「Pasinaz」の2段式キャリーワゴンがオススメなのは以下のような方です。
本記事の内容が皆様のキャリーワゴン選びのお役に立てれば光栄です。
最後までご覧いただきありがとうございました。